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2016年6月 5日 (日)

JR津山線・建部駅の回想

昨年の11月29日、ぶらり旅・津山線(その3)で乗下車した建部駅。
JR民営化後、多くの駅が合理化という名の下に停留所化されたり大幅な駅舎改装で国鉄時代の面影が無くなる中、この建部駅は当時の佇まいを多く残す駅でした。

平屋で瓦が乗るこの駅舎の佇まい。これぞノスタルジーです。
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駅の出入口は木製のガラス窓がついた両開きの引き戸。
ただ駅前のポストが丸型の物でないのが少々残念な気がします。
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掲げられた駅名看板は手書き。ここにJRの文字は必要ありません。
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駅舎の中に足を踏み入れると、そこは国鉄時代の名残がたっぷり。
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出札窓口では、硬券切符や手書き補充券が発売されていたのでしょう。
紺色の制服に包まれた駅員さんの姿が想像できます。
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出札窓口の隣にある引き戸がある部分は、手小荷物を取り扱っていたのでしょう。
今のような宅配便が普及していない時代、国鉄の荷物輸送は大きな役割を果たしていました。
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窓口の反対側には木製の長椅子。
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待合室の中央にも木製の椅子があったのでしょうが、今はどこにでもあるプラスチック製のベンチ。これはちょっと残念な気がします。
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壁面には文化財の証が掲げられています。
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登録有形文化財の証。
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いつまでも大事にしてほしいものです。
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ガラス窓から駅事務室を覗き込むと、中はがらんとしています。
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ここには机が並び、その上には書類があり、そしてCTC化される前には信号関係の機器も置かれていたのでしょう。
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かつて取り上げられた週刊雑誌の記事も掲げられています。
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建部駅では映画のロケも行われたようで、こちらは平成9年の「カンゾウ先生」のロケ風景の一場面。
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かつてはここに木製の改札口が設けられ、列車到着の前になると駅員が出て改札が始まる風景があたのでしょう。
到着する列車に合わせて、行先とのりばを示す札も掲げられていたのでしょうね。
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長椅子側には鏡(姿見)。
女性はここで着物の乱れを整えていたのでしょうか?
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乗下車の証として不釣り合いな私を姿見に映してみましたが・・・。
ダイエット途上だった時期なので、まだまだ見られたものではありませんが。
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長椅子の隅には本箱。マンガが何冊か置かれていますが、読まれているのかな?
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駅舎からホームへ。駅舎の壁面には駅名標がありますが、既にJRの他駅と変わらないものに変更されています。
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ホーム上の駅名標もしかり。こういうのは画一的にしないとだめなんでしょうかね。
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かつて駅舎からまっすぐ反対側ホームへと繋がっていたであろう、構内踏切の跡。
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ホームから見ても駅舎の佇まいが映えます。
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駅舎のすぐ隣にある板塀で囲まれたスペース。たぶんCTC化前の腕木信号を操作するための転轍器があった場所だと想像します。
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駅舎の柱には、数字が剥げ落ちてしまっている寒暖計。
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電電公社のマークが着いた番号も。
僕らは三公社(日本電信電話公社、日本専売公社、日本国有鉄道)って習いましたよね。
もう死語か~。
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財産標には「明治33年3月」の文字。
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そして建部駅には赤いキハ47が良く似合う。
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ということで、建部駅の回想でした。
せっかくの鉄道資産なのに、駅舎の中は埃やクモの巣があったりと少々汚れが目立つような感じでしたので、是非とも定期的にお掃除されたほうがよいのではと思います。
いつまでもこのまま保ってほしい駅です!

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