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2014年1月17日 (金)

Smart BEST乗車体験!徳島県内で運転された電車の初めての乗客になる!!の巻

2014年1月17日(金)、今日は徳島県にとって記念する日の一つになったのではと思います。
今日は、あの近畿車両株式会社が開発した、自己充電型バッテリー電車「Smart BEST」に、抽選ではありますが、徳島県在住の一般人を乗せた電車が初めて運行された日となったのです。
そして、私自身が当選者の一人として、Smart BESTに乗車できることになったのでした(^o^)/
ただ、試乗日が平日の金曜日であったため、午後半休を取ってできるだけそーっと乗りに行こうと思ったのですが、部長にはバレてしまうし・・・、まあそれでもこの日しかないのですから、後ろめたい感じを持ちながら、でも行ってきました!後は野となれ山となれ!!
(でも、そーっとと言いながら、すごい魂胆も考えていたのですが(^^ゞ)

午前中の仕事を終え、12時過ぎに会社を出て、JR徳島駅に着いたのが、12時20分頃。
集合場所のJR鳴門駅には13時受付となっていたので、特急料金を支払って、池谷駅まで特急に乗車することにします。
徳島12:24発3014D特急うずしお14号高松行(N2000系×2連)に乗車し、池谷に12:32に到着しました。
徳島県民にとって、いつも乗っているのはディーゼルカー(気動車)なんです。徳島県民はそれを「汽車に乗る」と言います。
都会人が来て「電車に乗る」というのを聞くと、「徳島に電車は走っとらんわ!」と思う県民は多いと思います。ってなことを考えながら、池谷到着。
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池谷からは12:43発4960D鳴門行(1500型ワンマン)で集合場所の鳴門駅へ向かいます。
徳島ではこの1500型気動車が一番新しい車両で、毎年数両ずつ増備され、古い国鉄型気動車を淘汰していっています。
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1500型のディーゼルエンジン音を聞きながら、電車だとあの独特のモーター音になるんだろうな~などと考えながら、13時ちょうどに鳴門到着となりました。

既にホームには報道陣や当選された方、さらには鉄ちゃんなど、多くの人が集まっています。
鳴門駅の駅舎内で受付を済ませ、乗客用のワッペンと記念品を受け取り、再びホームへやってきました。
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ここでいただいたパンフレットの内容をご紹介。
Smart BESTのBESTは、B=Battery、E=Engine、S=Synergy、T=Trainの頭文字を取っています。
近畿車両株式会社が試作し、環境に配慮した、非電化路線用バッテリー電車ということで、発電用のディーゼルエンジンは搭載しているものの、車輪を動かす動力はモーター(電力)ということで「電車」と言っていますが、国土交通省などの見解は「気動車」ということで、もし導入ということになれば、どちらに決着されるのか注目されることになるでしょう。

1.環境負荷の軽減
・低騒音/低排ガス化
 大容量バッテリーを用いた負荷平準化による、エンジン発電装置の小型化を実現。駅停車、低速時には発電を停止し、バッテリーのみでSIVの運転、力行動作を行う。
・省エネ運転
 バッテリーに回生電力を吸収させることで省エネ運転を行う。
2.省保守性
・地上電源設備が不要
 自己充電型のため、地上充電設備が不要。
・保守の共通化
 車両数の多い電車システムと部品を共通化することができる。
・機械部品点数の削減
 エンジンを発電に用いることで気動車特有の機械部品を削減。
3.高機能化
・パワーフローの最適化
 発電制御、車両推進制御を統括し、最適化。
・車両性能の向上
 電車の駆動システムを採用し、高精度な空転・滑走制御が可能

下の写真の後方がDGBC2A(Mc)のバッテリー搭載車、前方がDGBC2B(Tc)の発電用ディーゼルエンジン搭載車となっています。最高速度は70km/h、短区間では100km/hでの運転が可能です。
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13時15分からの出発式が間もなく始まりますが、狭いホームはJR四国、近畿車両、徳島県、報道機関の方々と試乗の方であふれています~。
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跨線橋の上にも報道機関のカメラと、鉄ちゃん、見物人の方が今や遅しと待っています。
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出発式が始まる前に先頭のDGBC2A(Mc)側を撮影しておきます。
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そして、出発式が始まり、主催者のJR四国・泉社長のあいさつ、来賓の飯泉徳島県知事のあいさつが始まりました。
報道機関の方が陣取ってしまって、その模様撮影できませんでした(^^ゞ
飯泉知事は徳島県知事に就任した平成15年当時から電車運行を関係機関に要望し、平成16年頃からは車両開発メーカーとも話をしていたとのことで、10年経ってやっとこの日が実現したとのお言葉でした。
本格的な電車導入となると、架線設置やトンネル拡張など莫大な費用がかかるため、エコなSmart BESTを導入して一気にエコ取り組み先進県にしたいとの思いを語っていました。
また、県南地区で試験が行われたDMV(デュアルモードビークル)と合わせ、早期の実現を泉社長へ要望されていました。

そして出発間近となり、私を含めた乗客が、先頭のDGBC2A(Mc)に乗り込みます。
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私が乗り込んでいる姿が、地元民放・四国放送(JRT)のニュース(フォーカス徳島)映像で流れていました(^^ゞ
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出発前から報道機関のインタビューを受けている方もいらっしゃいましたが、私はもう感無量の状態で、今にも泣きだしてしまいそうなくらい気持ちが高ぶっていました(T_T)
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13:30分、JR鳴門線を乗客を乗せて走りだしました!記念すべきこの瞬間!
飯泉徳島県知事(下写真右)も満面の笑みで、見送ってくれています。
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そしてJR四国の泉社長も手を振って見送ってくれています。
もう、本当に泣きそうになりました~(T_T)
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JR鳴門線内を各駅に停車しながら、池谷には13:48に到着となります。運転席のスタフでは、鳴門~池谷間の列車番号試9991Mとなっています。鳴門~池谷間は、バッテリーのみでの駆動ということで、列車番号に"M"がつけられた(電車扱い)のだと思います。
池谷~徳島間の列車番号は試9993Dとなっており、ディーゼルエンジンで発電しながらの運転となったので"D"がつけられた(気動車扱い)のだと思います。
このスタフ、秋の鉄道まつりで売りに出たら、メチャ高く売れると思いますよ>JR四国さん!

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車内にはパワーフロー情報(電力の流れ)が液晶モニタで見える化されています。
時速45km/hで、6kwの電力がバッテリーから供給されているようです。
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こちら、NHK徳島放送局「とく6徳島」のニュースで私が映っている場面でした~。
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金比羅前~教会前間の0.8kmの区間を映像に残し、YouTubeにアップしました。
走行音を聞いていただければ、これはれっきとした電車だとわかっていただけると思います。


池谷に13:48に到着。出発は14:16となるため、その間を使って近畿車両のご担当者様からSmart BESTの概要をご説明してくださいました。
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そして、池谷を14:16に出発。
実は、池谷駅から徳島駅までの間を、携帯電話(スマホ)を使ってエフエムびざん様の生番組「ドレミファ曽谷のどどんがドン♪」に特派員中継を行ったのであります。
中継にあたっては、事前にJR四国 広報室様と交渉をさせていただき、車内での携帯電話使用を快諾していただきました。
この場をお借りしまして、御礼申し上げます。

途中、佐古駅手前で電波が途切れて通話が中断しましたが、徳島駅到着14:33過ぎまでなんとかお話をさせていただくことができました。
エフエムびざん様には私のほうから中継をお願いさせていただき、こちらも快諾をいただきました。
この場をお借りしまして、御礼申し上げます。

徳島駅3番のりばに到着したSmart BEST、2番のりばは1000型気動車の阿波池田行。
新潟トランシスの気動車より、近畿車両のSmart BESTがやはりカッコ良く見えますね。
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以上、1時間弱の試乗となりましたが、飯泉徳島県知事がおっしゃられているように、エコ先進県として、是非とも導入を検討してほしいと思います。早ければ3年後とのことですが、徳島ヴォルティスにはJ1にずっと定着してもらい、観戦客輸送にこのSmart BESTに乗ってもらって徳島をもっともっとアピールできたらと思います。
更には、古いものも大事にし、国鉄型気動車から最新型バッテリー電車まで見ることができる徳島になればと思います。

いただいた記念品ですが、Smart BESTのパンフ、クリアファイル、マウスパッド、付箋などレア品ばかりで、とても使えない代物です。大事にコレクションさせていただきます!
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追伸
JR徳島線でも試乗が行われるそうです。ぜひ徳島在住の方で、お時間がある方は試乗してみてくださいませ!

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鉄道」カテゴリの記事

コメント

こんばんは。
記事楽しく拝見致しました。羨ましい限りです!
JRの中でも、北海道と四国は経営基盤が弱いと言われますが、その中で民間の活力と知恵で新しい技術が出現するのは、本当に嬉しいことです。
個人的には、新しく作る代わりに何かを捨てるフル規格の新幹線よりも、様々な制約がある中で創意工夫を尽くして、実は全く新しい技術にステップアップしている、という話の方が好きでして、この新しい車両は、これから徹底的に磨き上げられて、次世代の鉄道の顔になって欲しいと願っています。
徳島駅に、この電車の量産型とDMVが並び、それぞれが乗客をいっぱい乗せて様々な方向へ発車して行く様子を、私は夢見ていますし、実現するものと信じています。
今後とも、宜しくお願い致します。
風旅記: kazetabiki.blog41.fc2.com

投稿: 風旅記 | 2014年1月18日 (土) 02時14分

風旅記様

おはようございます。コメントありがとうございましたm(._.)m
私自身、2年前のDMVの時に抽選でハズレたので今回も期待していなかったのですが、ラッキーでした。
JR四国は本州のJR会社とは違い、おっしゃるように体力が無いですから、創意工夫は大切だと思います。中小企業が大手と同じことをしていたら倒産するのと同じですね。
創意工夫によって新しいモノを作り出し、古いモノも大事にする、そんなJR四国であってほしいと思います。
さらには、鉄ちゃんを含め、沢山鉄道を利用することが重要ですね。車で列車を追いかけるのも良しですが、たまには公共交通機関を利用して旅情を楽しんでほしいと思います。

今後ともよろしくお願いいたします♪

投稿: Station Master | 2014年1月18日 (土) 09時44分

初めまして
ラジオ聞きました 徳島本線試乗会申し込みしました 早く電車が普通に走行して欲しいです
鉄分低い僕ですが 県民の悲願!?

投稿: 餡掛け | 2014年1月19日 (日) 08時54分

餡掛け様

はじめまして!コメントありがとうございます。また、ラジオもお聴きいただきまして、ありがとうございました。
徳島線での試乗会、当選されるといいですね!
現在のところ、Smart-BESTの位置づけが国交省では気動車ということになるようですが、バッテリー電車という新しいエコ車両で先進県をぜひ目指してほしいと思います。
きっと飯泉徳島県知事とJR四国・泉社長はやってくれるはず!と期待して待ちたいと思います。

投稿: Station Master | 2014年1月19日 (日) 20時37分

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